禄7年(1694)の春、句集「炭俵」の冒頭を飾った句でございます。立春を過ぎても寒さが残る朝。梅の香が匂う山路には、何の前触れもなく朝日がひょっこりと昇ってまい…
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禄7年(1694)の春、句集「炭俵」の冒頭を飾った句でございます。立春を過ぎても寒さが残る朝。梅の香が匂う山路には、何の前触れもなく朝日がひょっこりと昇ってまい…
いたしておりました。春日局はわたくしの一族でございます。「唐までもさんごの月の光かな」この句は寛永18年(1641)将軍家光様に待望のお世継ぎ(のちの家綱)がお…
いざないびと、徳川宗春がご案内申し上げよう。 私は尾張藩7代藩主・徳川宗春である。江戸時代の岐阜のまちは、尾張藩岐阜町として治められておった。歴代藩主は、必ず…